第48回全国大会をふりかえって 

第48回全国大会をふりかえって   西堀ゆり(大会委員長)

  歴史に残る素晴らしい大会でした。この大成功は、実行委員会、そして、支部会員の皆々様の「チームワークの賜物」の一言に尽きます。費やして下さった時間、取り交わしたメールや電話、不安の数々、どれをとっても膨大でした。しかしながら、それらを綯い交ぜながら、創意工夫の数々を生み出していった皆様の底力は感動的でした。走馬灯のように巡る難題の記憶は、今では、解決に走った部会メンバーの笑顔に彩られて、心地良く振り返ることができます。檄を飛ばしながら、先頭を突っ走った実行委員長や部会長の皆様の快走もまた素晴らしい記憶です。「チームワークの良さ」で、北海道支部は再々の高い評価を全国の会員諸氏から頂戴しました。皆様のご尽力に心からお礼を申し上げます。  北海道支部で行う全国大会は新機軸を求める開拓者魂が伝統となっています。今回の大会もまた「インターネット全盛時代の大学英語教育はどうあるべきか」を取り上げ、共通言語「英語」の役割を果敢に問い直す機会を創出しました。大会テーマを目に見える形で発信するという取組みは全国からの参加者に圧倒的なインパクトを与えたと自負します。全国54大学の英語教育を一同に集めた支部企画「変わる大学英語」は、市民公開ポスター発表という初めての試みでした。260名にのぼる来場者が熱気溢れる交流を行っている姿は壮観でした。Mark Warschauer先生の基調講演も、また、16時間の時差を克服して、カリフォルニアから遠隔同時中継で行い、圧倒的な迫力でした。鮮明な画像と同時性は英語教育の今後の姿を鮮やかに見せてくれたと思います。  これらに加えて、北海道支部会員の発表も、「私の授業」や研究論文・シンポジウム・支部企画等のポスターと数多く、大会を成功裡に導いてくれました。大会テーマ、共通言語英語の「共通性」と個々の文化の「独自性」は、朝倉利光学長(北海学園大学)の基調講演に象徴されています。この問題をじっくりと考させる時間を私達英語教師に与えてくれました。北海道支部が発信する国際交流新時代の「叡知」は確実に全国JACET会員に届いたものと思います。  大会をふりかえりまして、改めまして、北海学園大学のご理解、同大学の支部会員の諸先生、情報担当の技術職員の皆様、また、日立ハイテクノロジーズ社のLifeSize機材提供とサポートご支援に深く感謝申し上げます。本大会が北海道支部の今後の発展を生み出す原動力となることを祈念して、大会報告と致します。皆様、真に有難うございました。